私の夢はなんだろう。小学校から大学まで振り返る

22時を回ったころ、ゆったりと電車に揺られながら、1時間ほど自分を見つめ直してみました。

幼い頃の夢

1番古い記憶では確か幼稚園に通っていた頃の将来の夢は「お菓子屋さん」でした。

お菓子屋さんと言っても駄菓子とかではなく、どこのケーキ屋さんでもだいたい売っているクッキーやマドレーヌなどの焼き菓子。特別な時にしか買って貰えないあれが小さい頃からとっても好きで、ケーキ屋さんになりたい!じゃなくてお菓子屋さんになりたい!と思っていました。

小学校時代の夢

小学4年生ぐらいだったか、テレビでパティシエの出るバラエティー番組をみました。四天王を決めるみたいな番組?名前は忘れちゃいましたが、今でもたまに特番みたいにやってます。それを見て、なんてこの人たちは凄いんだ。と幼心に感動しました。そこからの夢は「パティシエ」。卒業式の一言は今でも忘れません。『製菓衛生師の免許を取ってパティシエになりたい!』

中学校時代の夢

中学生になると、行動範囲も広がり、お小遣いもアップしたので使えるお金の額も変わりました。そこで友達とハマっていたのが「カフェ巡り」その頃500円ランチが流行っていて、何度も何度も通っていました。

私もこんなお店をしてみたい!「自分の店を持つ」いつしか夢はそんな風に形を変えていました。

偶然にも家から通える距離に、高校で調理師免許をとることが出来る学校がありました。もちろん倍率はとっても高い。正直、勉強は得意じゃない。でも幸いなことに学校の生活態度は恐ろしく良かったので推薦を受けることができました。そして無事に合格。これが夢への大きな第1歩だったかもしれません。

高校時代の夢

この頃になると大きく夢は変わらず、「カフェをオープンする」ことを目標に日々を頑張っていました。

高校生にもなると、具体的に自分の将来のことを考えるようになります。

カフェがやりたいと思っていた私は、高卒ですぐにカフェで働こうと考えていました。

母も高卒だった為、いいんじゃないると言れそのつもりで高校3年生になっていました。しかし、苦手だったはずの勉強は国語や数学などの普通教科がほとんどなく調理に関する専門教科ばかりで、つねにTOP3に入るぐらい、ぐんっと成績がよくなりました。好きなことは出来るんですよね。

そんなこともあり、当時の担任には大学の進学を勧められました。

なにか勉強したいことはないの?といわれ、その時に思ったのは、「栄養学」がすごく面白かったこと。美味しいものを食べて喜んで欲しい、だけじゃなくて、美味しいもので身体も心も健康になるんだということを知って、もっと勉強したいと思うようになりました。

そこで言われたのが「管理栄養士」という仕事。何も言っていなかった父も実は大学に進学して欲しかったようで色々と探してくれました。

オープンキャンパスも何校か行き、結局決めたのは父の勧めた大学。あとから聞くと、父は私に教員免許もとってほしくて勧めていたんだそう。

そんなこんなで管理栄養士の資格がとれる大学へ進学を決めました。

大学時代の夢

晴れて大学生となり、夢は変わらず「カフェがしたい!」でしたが、同じ学費で免許がとれるならやっとけばと母に言われ、管理栄養士と一緒に教員免許も取得できるように授業を組みました。そして、大学で色々な経験をする中で夢がどんどん膨らんでいきました。

大学の授業で気づいたことのひとつは、教えることの楽しさ、やりがいです。栄養士課程でしたが、料理ができない子がとっても多い学校で、実習をしながら色々な子に基本的なことを教えているうちに、教えることが好きなんだということに気づきました。

「いつか料理教室をやってみたい。」そんな夢も抱くようになりました。

結局、色々あり大学進学後は高校の先生をすることになりましたが、夢は抱えたまま。この辺りの事は詳しくまた書いていこうと思います。

まとめ

  • 幼稚園→お菓子屋さん
  • 小学校→パティシエ
  • 中学校→カフェを開く
  • 高 校→カフェを開く(栄養学)
  • 大 学→カフェ&料理教室

振り返ってみると、夢自体は大きく変わっていないんだなぁと実感しました。

ただ、今はこれに加えてやりたいことがどんどん増えています。やはりたくさんいろいろな経験をするとやってみたいことは増えますよね。たった一度の人生、やりたいことは全部やってみようとおもいます。

今の現状に不安があったり、なんだか落ち着かない時、記憶を掘り起こして、純粋なあの頃の夢を振り返ってみると、また違う思いが出てくるかもしれません。

-おまけ
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